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物語を綴る~生きる喜びを拾いながら~

おひとり様シニアのひとり言。

噛みつくとか、包丁を持ち出すとか。

Category日記
私のハイツに、看護専門学校を今春卒業する女の子がいます。
明るくて、よく笑い、私のような老人?ともよく話をしてくれるお嬢さん。
「看護師さんはきっとあなたの天職!」と思える感じの良い子なのですが、
昨日の夕方話をして驚きました。

何の話からか、話題が彼女のお母さんの話になり、
「私の母は、腕に噛みついたり、包丁を持ち出したり」ですって。

「頭や顔を叩かれないように腕で防御したら、その腕に噛み付いてきて、歯形がくっきり。
夏だったので半袖。学校にいったら担任に見つかって呼び出され、
『虐待されているとかではない?』と聞かれたんですよ。」
「いまだから笑い話ですけどね。」
「当時は、そんなだから親が嫌いで、家族が嫌で、ご飯だけ食べて部屋にばかり籠っていたんです。」
「時代がいまなら、虐待で通報されているレベル。」

彼女が笑って話すので、私も笑って受け答えしていたけど、
あとからじんわりと彼女の辛さが伝わってきた。

私と元夫の作った家庭も酷いものだったけれど、
彼女の家も相当なものだ。
明るい普段の彼女からは、想像もできなかった家庭環境。

暴力のある家庭って、私が思っているより多いのかもしれない。
怖いのはそれが周囲に見えてこないこと。
SOSを出しても、それがSOSとしてきちんとキャッチされず、流されてしまうこと。

とくに子どもは問われても彼女のように否定するもの。
私の娘も「自転車で転びました」って、父親を庇った。
第三者に言ったら、確実に親子関係は壊れることを、子どもは感じているのだろう。

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2 Comments

六花  

虐待

ネグレクトを含めると 相当数の子どもに対する
虐待は多いかと思われます。

明るく話しても・・心の中は決して晴れやかではないですよね。

人は語られない部分をどうやってキャッチしていくのか・・

「愛を乞う人」 だったかな? 先日TVで見ました。
何度も正視できない場面が出て来ました。

2017/01/14 (Sat) 11:01 | EDIT | REPLY |   

風のフェリシア  

Re: 強烈な映画ですよね。

「愛を乞う人」は、映画の予告編をTVで観て、
自分にはこの映画は耐えられないなぁと思い、避けています。
ここまで酷い虐待になると、現代ではもう警察と児童相談所の出番でしょう。
その手前、我が家やハイツの看護学生さんのような例はきっと多いのでしょうね。
「我が家だけ特別」の思いが、私のどこかにありましたが、
学生さんの話を聞いて認識が変化しました。

2017/01/14 (Sat) 23:24 | REPLY |   

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