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物語を綴る~生きる喜びを拾いながら~

おひとり様シニアのひとり言。

日本の女性は、外国人女性に家事をさせても活躍したいと思っている?

Category世の中のこと
なんだかおかしいなということが次々と起こっているけれど、
TVなどであまり取り上げられていない?を今日は話題にしたい。

みなさんは、「国家戦略特区で外国人による家事代行が解禁され、
第1陣としてフィリピン人女性25人が3月に来日した」ことをご存じだろうか。
毎日新聞のネットニュースによると、首相官邸のホームページは、
解禁の狙いについて「女性の活躍促進や家事支援ニーズへの対応」などと記載しているそうである。

私は女性だけど、安倍政権の成長戦略の柱のひとつとされている「女性活躍」を由々しいと思っている。
理由は実に単純で、時の政権に女性が政治的・経済的に利用されていると感じるから。
「民」からの声で政権が動いたのではなく、政権の都合で「動かされようと」しているからだ。

私たちが育った時代は女性は家庭に入って良妻賢母になるべしという時代だったけれど、
そして私自身は志はあったけれど、家庭の事情に振り回されて(振り回されたのは、結局私の意志が弱かったのだ)、
ハチャメチャな人生を歩んでしまったけれど、女性活躍に決して反対なわけではない。

女性の参政権獲得に尽力し、その後も女性運動の最先端を歩かれた故・市川房江さんが、
現代では生化学者として活躍し、著書も多い中村桂子さんが好きだし、
なにより小4で伝記を読んでからずっと尊敬する人はキューリー夫人だ。

女性活躍が嫌なのではなく、お上から「女性が輝く」だの「女性活躍」だのと号令を掛けられるのが嫌なのだ。
ましてや、開発途上国の女性を共稼ぎ家庭などの家事代行業に就かせるなんて政策は、受け入れかねる。

冒頭であげた来日したフィリッピン女性25名は、人材派遣業者パソナの入社式でパソナグループ代表の南部靖之さんから
「家庭の主婦が子育てと仕事と介護をすべてこなす。何とかしなければ、本当の意味での女性の社会進出は難しい。
みなさんはその大きな後ろ盾、要です。」「日本で女性の社会進出の歴史を開く一員です。」持ち上げられたそうだ。

厚生労働省の統計によると、国内の外国人労働者数は2016年10月末時点で約108万人となった。
その多くは「留学生」や「技能実習生」という名の単純労働力だ。
明確に労働者と認められないまま、低賃金で日本の経済や社会を支えている。

一方、彼らが移民として日本に定着し働く道はほぼ閉ざされている。家事代行で受け入れる外国人も、
公には「外国人家事支援人材」と呼ばれ、「移民」や「労働者」という単語を慎重に避けている。
そして、彼女たちは最長3年で契約が切られ、帰国する。現行ルールで再び日本で働くことはできない。

移民として受け入れる、そして正規の労働力として適正な労働条件と賃金を用意するのならいいのだが、
そうではない。開発途上国の安い人材を人権が守られないような環境で働かすことが問題なのだ。

ユニクロなど、ファストファッションの会社の海外工場での労働時間や待遇がホームページで公開され、
劣悪な労働条件で働かせていないことがブランドへの信頼となる時代に、
この政府のやり方は、あまりに前時代的で、差別主義的でいただけない。

ところで、日本の女性は開発途上国の女性を踏み台にして活躍したいなどと考えてるの?
男女の働き方改革で、男性と女性が平等に家事を負担できるようになることが希望でないの?

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