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物語を綴る~生きる喜びを拾いながら~

おひとり様シニアのひとり言。

この人ともお友だちになりたい!

Category日記
昨日素敵な女性 甲斐信枝さんの記事を書いたが、
3月31日の朝日新聞ひとときに投稿した女性も素敵だ。
こんな人とお友だちになりたいと思った。

「こころの区切り やっと」
長年ずっとこころにひっかかっていたことがある。短大時代、旧友の男性に教室で言われたのだ。
「君はブスだっ」
ブスであることを否定はしないが、皆の前で言われ、深く傷ついた。経緯は覚えていない。
だた、遠巻きに私たちのバトルを見ていた級友たちの姿が今も鮮烈によみがえる
自分の気持ちにけりをつけたいと思い、2年前実行にうつした。その人を喫茶店に呼び出し、問いただしたのだ。
」え?そんなこと言った?覚えていない。多分、君のことが好きだったんじゃない」。
彼は他人事のようにさらっと言った。
ふざけないでよ。覚えていないって?私は怒りに震えた。あれから50年余り、
ここぞという時にその言葉が頭をよぎり、一歩を踏み出せずに苦しんだことが幾度もあったのに。
しかし、最近気がついた。昼下がりの喫茶店でとぼけた会話をしながら、
彼は終始、私のことを「しげちゃん」と呼んでくれたっけ。
それは心地よく、今も耳に残っている。
ひょっとして彼は本当に私のことが好きだった?許そうか。やっと心の区切りがつきそうな気がする。

                                   以上3月31日朝日新聞「ひととき」より引用。


「君はブスだっ」と言われてから、50年余りも投稿主は心にひっかかっていたのだ。
それにも親近感が持てるし、なにより、そんな気持ちにけりをつけようと、
2年前に本人に問いただしたところが、私にはすごく好感が持てた。
投稿主の年齢は71歳。69歳のときに短大時代の同級の男性を呼び出したのだ。

呼び出して「多分、君のことが好きだったんじゃない」という彼の言葉を聞かなければ、
「昼下がりの喫茶店でとぼけた会話をしながら、彼は終始、私のことを『しげちゃん』と呼んでくれたっけ。」
というプラスの想い出も思い出せなかったであろう。
ネガがポジになる(こういう表現ってもう死語?)には、呼び出して問いただすという新しい経験が必要だった。

人間の想い出とはそんなものだと思う。
強烈なネガティブな一撃があると、その周辺のポジティブな思い出も一気に暗転してしまう。

「自分の気持ちにけりをつけたいと思い、その人を喫茶店に呼び出し、問いただした」ってとこが好きだな~。
解決しようと行動しなければ、一生心にひっかかったままだっただろう。
許そうかという気持ちにも、どんなになろうとしてもなれなかったのではないかしら?

良かったですね!思い切って問いただして。
こんな風に生きているあなたとお友だちになりたいっ!

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2 Comments

わすれ草  

そんな事言われたら、一生許さないとその人を避けて、記憶から決してしまう。
私だったらそれで終わりかな、と記事を読んで思いました。
でも強烈な言葉はそう簡単には忘れられないですね。

ひっかりを問いただす行動力、私にはないなぁ。
モヤモヤしているくせにハッキリけりをつける勇気もない。
事なかれの私、言うこととやることに一貫性がない。
こういう人がいることを知ると、自分が嫌になります。

それにつけても、自分の言った言葉が人を一生左右することがあること、このことは、どう気遣っていても避けられないのでしょうね。
受け取る側の採り方にもよるしね。
その場ではっきりさせるのが一番ですか?

2017/04/03 (Mon) 09:25 | EDIT | REPLY |   

風のフェリシア  

Re: 嫌にならないでくださいませ。

わすれ草さ~ん、私も言うこととやることに一貫性がありません。
ブログでいろいろ意見を言う割には、現実には動けないというか・・・
今回のボランティア事務の早々の撤退もそうですし(^^;)

わすれ草さんの言うように、一番良いのはその場ではっきりさせることでしょうね!
ただ、私は蛍光灯(←死語?)なのでその場では頭の中真っ白、後からああ言えば良かった、
こう言えば良かったということが多い性格です。

で、昔友人に後からでも言った方が解決すると言われ、あとから「あの時は・・」
っていうようにしたら、大抵相手は忘れているか否定するし(><)

タイミングを逃したら、記憶のブラックホールに放り込んで、
すっかり忘れてしまうのが良いのでしょうが、私はなかなかそれができませんね~。

この方の場合、相手の男性も良い方で(いまでもしげちゃんが好きなのかな?)、
問い詰められても「そんな大昔のことを!」と逆ギレしたりせずに「君が好きだったんじゃないかな」と、
正直に気持ちを話してくれたことも大きいですね☆

人の中で生きているかぎり、傷つけ、傷つくのは、ある程度は仕方ないのでしょうね。

2017/04/03 (Mon) 22:35 | REPLY |   

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