flower border

物語を綴る~生きる喜びを拾いながら~

おひとり様シニアのひとり言。

なぜ、子どもの立場からの意見がないのだろう?

Category世の中のこと
  •  closed
  •  closed
私は本当にささやかな年金で暮らしているので、新聞購読は5年ほど前に止めた。
ネットで十分じゃん?と思ったのだけれど、やっぱり「より詳しく知りたい」という気持ちが強くなり、
徒歩8分ほどのところに小さな図書館ができたのを契機に、毎日図書館通いをして新聞を読むようになった。

ただ、当日の新聞は読みたい人が多いらしく、書棚にあることが少ないことと、
著作権によるコピーの規制が強くなって、当日の新聞はコピー禁止になったことで、
前日の新聞を(古新聞ですよね!)読むことにしている。

というわけで、今日は8日の朝刊を読んだのだけれど、
1面と6面で、育児休業期間が最長1年半から2年に延長になるという記事があって、ん?と疑問を感じたのである。

最長2年になるのは、保育所が見つからずに仕事を辞めてしまうことを防ぐのが狙いらしい。
(←もちろん、これはあくまで政府の主張)
だけどね、記事を読む限り、保育所不足という社会的事情、
子どもと長く一緒に居たいが職場復帰もしたい母親の事情、早く職場復帰して欲しい企業の事情からの意見ばかり。
肝心の子どもの心身の発達という視点から育休がまったく考えられていないのだ。
(考えている人は考えているのだろうけど、少なくとも今回の期間延長に関しては考えられていないし、メディアも取り上げていない)

自分自身を振り返ってみれば明らかなように、
子ども時代の両親の有り様と家庭環境は、その後のその人の人生に強く、深く、影響する。
私は、中年で受けたカウンセリングで、思いがけず、満たされなかった乳幼児時代まで退行した体験を持つので、
ことの重大さを身をもって痛感している。

乳幼児期に特定の大人と安定した愛着関係を結べるかどうかが、こころの発達に大きく影響することは明らかになっている。
発達心理学者、臨床心理学者、そしてたぶん犯罪心理学者、幼児教育学者、精神医学関連研究者など、など、人間の心と愛についてを研究している方なら十分承知しているはずなのだから、メディアもそういう立場からの意見をもっと取り上げ、社会的認知度を高める努力をして欲しい。

一歳で不特定な他人に預けるのは、子どもにとってどうなのか?
1際半や2歳で預けることは?
子どものこころと身体から考えること。
経済的都合や企業の都合、母親の都合で、ましてや政治的都合で考えてはならない。

子どもの幸せは大人の幸せであり、ひいては社会の幸せなのだから。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村
スポンサーサイト