Category: 本  1/1

倚りかからず

ある人から茨木のり子の詩「倚りかからず」を勧められ、詩集をアマゾンに注文していた。「倚りかからず」は、茨木のり子73歳のときの作品だそうだ。倚りかからず      茨木のり子もはやできあいの思想には倚りかかりたくないもはやできあいの宗教には倚りかかりたくないもはやできあいの学問には倚りかかりたくないもはやいかなる権威にも倚りかかりたくはないながく生きて心底学んだのはそれぐらいじぶんの耳目じぶんの二...

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読書は必要か?

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読書時間0分の大学生が約5割に上るという調査を受けて、新聞の投稿欄に「読書は必要?」という大学生の投稿が掲載されました。「(読書は)役に立つかもだが、読書をしなくても生きていく上で問題はないのではないか」「もし、読書をしなければいけない確固たる理由があるのなら教えていただきたい。」この投稿は反響が大きかったらしく、お返事の投稿の特集が組まれました。ただ、私は感銘を受けた記事、考えさせられた記事はコ...

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植物は生きもの

あまりに当たり前のタイトルになりましたが、身近な雑草や昆虫の絵本を書いて60年の、甲斐信枝さんの本が面白いのです!「小さな生きものたちの不思議なくらし」。甲斐信枝さんは、4月1日のNHKスペシャル「足元の小宇宙Ⅱ 絵本作家と見つける“雑草”生命のドラマ」で紹介された、85歳の絵本作家です。 雑草や竹など、植物を生きもの、生きものなのは確かなのだけど、うんざりしながら草むしりをする平凡な私たちの感覚より...

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詩のなぐさめ 池澤夏樹

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1月の半ばに図書館で借りたのだけれど、その硬質な文体に阻まれて、積読。とにかく、堅い本は最近とんと読んでいない。さて、返却日になってから、偶然開いたページに目を通すと、中原中也の詩について書いてあった。池澤さんは、中也は気恥ずかしいそうだ。「中也=青年=青春」だから。       帰郷    中原中也柱も庭も乾いてゐる今日は好い天気だ    縁〈(えん)〉の下では蜘蛛の巣が    心細さうに揺れて...

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「沈黙」にみる遠藤周作のキリスト像

大そうなタイトルにしてしまったが、小一時間でまとまる内容ではないですね(^^;)でも、あっちのブログでもこっちのブログでも取り上げていたので、ちょっとだけ。TVで、いま「沈黙ーサイエンスー」という映画のCMが流れています。遠藤周作の話題を呼んだ(と記憶している)小説「沈黙」を原作にした、マーティン・スコセッシ監督の映画。キリスト教、そして沈黙と並ぶと、私のように幼稚園もカトリックだったような人は、イエ...

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